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探偵コラム

ストーカーが嫌がらせをくり返す理由と止めさせる方法を紹介します

「ストーカーから嫌がらせ行為がくり返されている」「くり返す嫌がらせ行為を止めさせる方法はないのかな?」などと思っている人はいませんか。

付きまといや待ちぶせ、無言電話、執拗なプレゼントなどの嫌がらせ行為は、なるべく早く解決しなければいけません。そのまま放置をしておくと、行為がどんどんエスカレートしていく可能性がありますよ。

今回はストーカーが嫌がらせ行為をくり返す理由を、止めさせる方法と一緒に紹介します。  

ストーカーが嫌がらせ行為をくり返す主な理由

ストーカー行為とも呼ばれているさまざまな嫌がらせ行為は、客観的に見ると誰にとっても迷惑なもの。行為をすることで相手に迷惑がかかる、傷つけると分かりそうなものですよね。

でもストーカーの多くは気が付いていない、または気が付いていても自分の感情を抑えきれないことが少なくありません。

ストーカーが嫌がらせ行為をくり返す、主な理由を見ていきましょう。

理性よりも感情や欲望が優先してしまう

まずは理性よりも、感情や欲望が優先してしまうことです。人間は誰しもが理性を持っています。

状況にもよりますが一時的に感情や欲望が高まり、具体的な行動に移そうとしても、理性が働いて行動をストップ。一旦落ち着いて、冷静になって物事を考えられるようになります。

しかしストーカーの中には理性が上手く働かず、わきあがった感情や欲望がそのまま行動として表れてしまうことがあるのです。

頭の中では「ダメだ」と分かっていても、気持ちを抑えることができないのですね。

気持ちが成就しないことへの逆恨み

2つ目は気持ちが成就しないことへの逆恨みです。

恋愛感情を持った相手に対して告白をしたり、手紙やプレゼントを送ったりと、さまざまなアプローチをしたにも関わらず、フラれてしまった。

一般的な人であれば「仕方がない」とあきらめるものですが、ストーカーは違います。

「自分のことを受け入れないなんて、間違っている」と自分勝手な解釈をとり、逆恨みとして迷惑行為をくり返すようになるのですね。

相手をコントロールしたいと思う

支配欲、コントロール欲が強いことから迷惑行為をくり返す人もいます。

「自分は相手よりも優れている」「だから相手は自分に従うべきなのだ」などと普段から思い込み、何とか相手を自分の思うままコントロールしたいと思うのですね。

自己愛性パーソナリティ障害の可能性もあります。

他の人たちが恋の成就の邪魔をしていると思い込んでしまう

好きな人がいるけど、周りにいる人たちが恋の成就の邪魔をしていると思い込んでしまうケースです。

「自分と相手は互いに両想い。だけど上手くいかないのは、誰かが邪魔をしているからだ」と勝手に思い込み、相手の家族や友人、会社の同僚などに迷惑行為をします。

自暴自棄になってしまう

最後は自暴自棄になってしまうことから、迷惑行為におよぶケースです。

「どうせ想いが伝わらないのなら、いっそのこと相手も含めて傷つけてやる」など、自暴自棄な気持ちからストーカー行為をくり返します。

身体的危害を加える可能性が高いため、ストーカーのタイプの中でも最も危険です。

ストーカー行為をあきらめさせる方法

ストーカーによる迷惑行為はただ単に迷惑なだけでなく、エスカレートすると身体的な危害も加えられる可能性があります。

そのため、なるべく早い段階で適切な対応を取り、あきらめさせることが大切です。

ストーカー行為をあきらめさせる方法を見ていきましょう。

迷惑行為の証拠を残しておく

まずは具体的な迷惑行為の証拠を残しておくことです。

後々に警察に相談をする際、または裁判をすることになった際に、被害を受けていたという証拠として働きます。

なるべく早い段階から、できる限りの証拠を残しておきましょう。

電話の内容を録音する、着信履歴やメッセージの内容をスクリーンショットする、送られてきた手紙やプレゼントを取っておく、また迷惑行為を受けた日時と内容を簡単で良いのでメモに取っておくことも有効ですね。

しかし付きまといや待ち伏せなどの行為に関しては、個人で証拠をつかむことは困難です。ストーカーに気づかれてしまうと逆上するリスクもあるでしょう。

探偵事務所なら専門的なスキルを駆使して、迷惑行為の証拠を写真や動画として残してくれますよ。

迷惑である旨を伝える

相手からの行為が迷惑である旨を伝えましょう。ただし感情的になると逆上する可能性もあるため、冷静に淡々と伝えることが大切です。

また相手と2人っきりで会うのは止めてください。必ず信頼できる第3者を交えて、話し合いをするようにしましょう。

迷惑行為が何度もくり返される場合は、「今後は無視をします」と伝えます。

過度な反応を示さない

ストーカー行為に対して、過度な反応を示さないことも大切ですね。迷惑行為の多くは、ターゲットの何かしらの反応を求めて行われます。

そのため過度に反応を示してしまうと、ストーカーが求めていたものとなってしまう可能性があるためです。

ストーカーに無視をすると伝えているのであれば、徹底的に無視をしましょう。少しでも反応してしまうと、ストーカーの思うつぼです。

警察に被害届を出すと警告する

さらに迷惑行為が続くようであれば、警察に被害届を出すと警告をします。この場合も必ず第3者と一緒に行ってください。

警察の他にストーカーの家族や上司など、影響を与えるだろう人の名前を出すのも効果的ですね。

警察に被害届を出す

警告をしたにも関わらず迷惑行為がある場合は、実際に警察に被害届を出しましょう。警告だけでは終わらない旨を示すことが大切です。

被害届はストーカー被害の証拠を一緒に提出するようにしてください。証拠がないと、なかなか警察は動いてくれないことがあるためです。

迷惑行為の内容に応じて、警察はストーカー規制法に基づいた対応をしてくれます。

まとめ

ストーカーが迷惑行為をくり返す理由は理性よりも感情や欲望が優先してしまう、逆恨み、相手をコントロールしたいなどさまざまです。

行為はどんどんエスカレートすることもあるため、どのような理由であっても、なるべく早い段階で対策をしなければいけません。

今回紹介した方法も参考にして、なるべく早く対応をしてください。

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