尾行に適した距離とは?バレないためのポイントも一緒に解説します
浮気調査や素行調査など、何かしらの理由で特定の相手を尾行しようと思っている人はいませんか?尾行は相手の後ろを付いていく単純な調査方法である反面、ちょっとしたことで相手に気づかれてしまう可能性もあります。
そのため尾行で大切なのが、相手との距離です。適切な距離を取ることで、相手から尾行に気づかれにくくなるでしょう。
今回は尾行に適した距離はどのくらいなのかについて、尾行がバレないためのポイントと一緒に解説します。
徒歩で尾行する場合の最適な距離は15メートル
もし徒歩で特定の相手を尾行する場合、相手との最適な距離は15メートルといわれています。
相手を見失わず、そして相手から気づかれにくいちょうど良い距離が15メートルなのですね。
ただし必ずしも全ての状況で15メートルが適切というわけではありません。
例えば大勢の人で混雑しているような場所では、相手と距離を開けすぎると見失う可能性が高まるでしょう。
反対に人通りがまったくない、そして隠れられるような障害物も見当たらないような場所では、15メートルよりもさらに距離を取らないと気づかれてしまうかもしれません。
また相手がどのくらいのスピードで歩いているのか、周囲を警戒していないかどうかなどによっても、適切な距離は変わります。
15メートルは一つの目安として理解しておき、その時々の状況によって距離を調整していくと良いでしょう。
相手にバレずに尾行をするためのポイント
徒歩で尾行をする場合、バレずに行うためのポイントがいくつかあります。
尾行のプロ、探偵事務所も意識していることなので参考にしてみてくださいね。
ターゲットと歩調や歩くリズムを合わせる
まずは尾行するターゲットと、歩調や歩くリズムを合わせることです。
相手との距離が近くなると、尾行する側の足音が相手に聞こえやすくなります。急に早足になったり、遅くなったりすると相手に警戒心を与えるきっかけとなるので注意しましょう。
歩調や歩くリズムを合わせると、警戒心を抱かせずに済みます。
相手が急に立ち止まった時の対応法を考えておく
尾行している相手が歩行中、急に立ち止まることがあるかもしれません。尾行する側もビックリしてつい立ち止まってしまいそうですが、あまりにも不自然なので絶対に止めましょう。
あらかじめスマホを手元に準備しておいて、自然に画面を眺めたり、誰かと電話をしているフリをしたりするのが有効です。
また相手が振り返って警戒しているような様子が見られた場合、立ち止まらずにそのまま追い越すことも大切ですね。
表情を緩ませながら歩く
3つ目は表情を意識して緩ませながら歩くことです。尾行をしていると相手の行動が気になって、ついついしかめっ面になりがち。
無意識に体から殺気が表れ、ますます相手から気づかれやすくなってしまいます。
尾行中は表情を緩ませて、明るい気持ちを作るようにしましょう。
もし相手から顔を見られたとしても、明るい表情なら尾行しているとは気づきません。
服装を尾行する場所の雰囲気に合わせる
尾行する際は動きやすい服装にすることが基本ですが、全体の雰囲気を場所ごとに変えることが大切です。
例えばビジネス街を尾行するのに普段着やオシャレ着では目立ってしまいますよね。
ビジネス街ではスーツなどのフォーマルウェアを、そして反対に繁華街では普段着やオシャレ着と使い分けるようにしましょう。
靴は歩きやすいものを選んでください。最近は革靴に見えるスニーカーも販売されているので、上手に活用しましょう。
交通系の電子マネーを準備しておく
最後は交通系の電子マネーを準備しておくことです。
尾行する相手がバスや電車に乗って移動することは十分考えられること。電車に乗る際にいちいち切符を販売機から購入していては、その間に相手を見失ってしまうかもしれません。
スッと改札口を通れるように、交通系の電子マネーを準備しておきましょう。
またチャージをしておくことも忘れないようにしてくださいね。
個人での尾行はリスクが付きまとう
これまでに個人で尾行する際の距離感やポイントについて解説してきました。しかしやはり素人が個人で尾行をするにはリスクが付きまといます。
最も大きなリスクの一つが、相手にバレてしまうこと。特に相手があなたのことを知っている場合、顔を見られただけでアウトです。もし浮気調査が目的の尾行だった場合、相手は警戒して浮気の証拠隠滅を図るかもしれません。
また浮気がバレないように、もっと慎重に行動するようにもなるでしょう。
そして事故が起こる可能性もあるでしょう。
相手を見失わないように集中するあまり、後ろから迫ってくる車両に気が付かずに事故に合うケースもあります。また開きすぎた距離を縮めようと急いで行動し、階段を踏み外したり、赤信号に気が付かずに横断歩道を渡ったりすることも十分考えられることです。
確実に尾行調査をするなら探偵事務所に依頼する方法もある
個人での尾行はさまざまなリスクがあることを説明しました。
安全に、そして確実に尾行調査をするのであれば、プロの探偵事務所に依頼する方法もあります。
長年の調査実績と豊富な調査スキル、そして最新の調査機材をフル活用して、質の高い調査結果を出してくれることでしょう。
浮気調査の場合は、浮気現場の証拠写真や動画も同時に残してくれます。
もちろん個人で調査するよりも費用はかかります。しかし費用対効果は高いため、決して損はしないはずですよ。
まとめ
特定の相手を徒歩で尾行する場合、最適な距離は15メートルです。ただし周囲の様子や相手が歩いているスピード、そして尾行を警戒しているかどうかなどによって距離感は変わってきます。
15メートルは一つの目安として覚えておくと良いでしょう。
距離以外にも歩調や歩くリズムを合わせる、急に立ち止まった時に不自然にならないような対応法を考えておく、そして服装を周囲の雰囲気に合わせておくなどの工夫で、相手からバレにくくなります。
探偵事務所に調査を依頼する場合、初回相談を無料としているところもあります。気になった人は気軽に相談してみてはいかがでしょうか。