ストーカー男が持つ特徴は?被害を防ぐためにできることも解説します
学校や職場など、普段何気なく関わっている男性の中には、もしかするとストーカーになる気質を持っている人がいるかもしれません。
ストーカー男には一ある定の共通した特徴があり、事前に理解をしておくことで被害防止に役立つでしょう。
今回はストーカー男が持つ一般的な特徴について、被害を防ぐためにできることと一緒に解説します。
ストーカー男が持つ主な特徴5つ
それではさっそく見ていきましょう。
ストーカーになる男性には、いったいどのような特徴があるのでしょうか。
恋愛経験が少ない、またはゼロ
まずは女性との恋愛経験が少ない、またはゼロであることです。
人間は恋愛経験を重ねていく中で、相手とのちょうど良い距離感や関わり方、アプローチの仕方などを学んでいきます。
しかし恋愛経験が少なかったり、まったくなかったりすると、いざ意中の女性が表れたときの立ち振る舞いが分かりません。
執拗に連絡先を聞いたり、後を付けたり、一方的に何度もメッセージを送ったりと、女性が迷惑や不安を感じるような行為をくり返してしまいます。
電話やメッセージの頻度が異常に多い
電話やメッセージの頻度が異常に多い特徴もあります。
特定の相手に強く執着し、絶えず相手とつながっていたいと感じることから、連絡頻度が多くなるのです。
例えば交際したての頃はお互いの気持ちが高ぶっているため、連絡頻度が高くなることはおかしくありません。
しかしストーカー男の場合は交際期間が長くなっても電話やメッセージの頻度が変わらず、さらに電話に出なかったり、メッセージをすぐに返信しなかったりすると怒ってしまうこともあるでしょう。
「もしかして他の男と一緒にいるのかも」「見捨てられてしまったのかもしれない」など、不安を抱くためです。
生きている世界がせまい
3つ目は生きている世界がせまいことです。
親しい友達がいなかったり、職場の人たちとの交流がなかったり、また没頭できるような趣味を持っていなかったりする傾向もあります。
生きている世界がせまいと自分の視野も必然的にせまくなり、特定の相手に執着する可能性が高まるためです。
さまざまな価値観や考え方に触れる機会も少なく、自分が行っている行為が迷惑なものであることにもまったく気づきません。
白黒で物事を判断する
ストーカー男の中には、白か黒かの両極端でしか物事を判断できない人も少なくありません。
白か黒、つまり「上手くいった」か「上手くいかなかった」かのどちらかということです。
多くの人は白か黒かの両極端ではなく、「今日は上手くいかなかったけれど、これまでのことを考えれば70点」「彼女とケンカをしたけれど、彼女の良いところもいっぱい知っている」などと、これまでのプロセスや成功した点を踏まえた上で判断をします。
しかしストーカー男は白黒で物事を判断する傾向があることから、「ちょっとしたことで怒りだす」「昨日は激怒していたのに、今日はコロッと態度が柔軟になった」と感情の起伏が激しい一面があるでしょう。
束縛する
最後は束縛することです。
他の男性は当たり前のことですが、例え女友達や家族だったとしても自分以外の人と親しくしていることに嫉妬します。
性別や相手との関係性は問いません。
とにかく自分以外の誰かと親しくされることで、自分の元から立ち去ってしまうのではないかと不安を感じるためです。
束縛が激しいと「連絡先を消して」「相手をブロックして」など、横暴な態度に出ることもあるでしょう。
ストーカー男からの被害を防ぐためにできること
ストーカー男に付きまとわれると、身体的・精神的な被害をこうむる可能性が高まります。
続いては被害を防ぐためにできることを見ていきましょう。
できるだけ一人で外出しない
まずはできるだけ一人で外出しないことです。
待ち伏せや付きまといなどをしてくる可能性があるため、外出する際はなるべく複数人で行動するようにしましょう。
どうしても一人で外出する場合は、日中の明るい時間帯や人通りが多い場所を選んだり、公共交通機関を使用したりすることが大切です。
防犯グッズを携帯する
普段から防犯グッズを携帯しておくこと有効です。
防犯ブザーや防犯スプレーなど、コンパクトサイズで持ち歩きもしやすいものがたくさんあります。
低下価格で購入できるため、お守り代わりに持っておくと良いでしょう。
迷惑行為の証拠を残しておく
ストーカー男から受けた迷惑行為は証拠に残しておきましょう。
「送られてきたメッセージはスクリーンショットに残す」「プレゼントや郵便物を残しておく」など、後々警察へ被害届を提出する際に役立つように証拠を残しておきます。
しかし尾行や待ち伏せなど、相手が直接アプローチしてくる場合は個人で証拠を残すのは難しいかもしれません。
相手の前で写真やビデオを撮ってしまうと、逆上される可能性があります。
その場合は探偵事務所へ依頼することも検討すると良いでしょう。
豊富な調査実績や専門業者ならではのスキルを生かして、ストーカー男による迷惑行為の証拠を記録に残してくれます。
警察に相談する
日本には現在、「ストーカー規制法(ストーカー行為等の規制等に関する法律)」によってストーカー対策が行われています。
そのためストーカー男から何かしらの被害を受けた場合、警察に相談をしてください。
被害内容や状況に応じて警告や禁止命令、処罰などを与えてくれます。
警察に相談する際は、事前に残した迷惑行為に関する証拠を持って行きましょう。相談がスムーズに進むはずです。
まとめ
ストーカー男が持つ特徴はさまざま。恋愛経験が少ない、またはまったくない、電話やメッセージの頻度が異常に高い、生きている世界がせまい、白黒で物事を判断するなど、ある程度共通した特徴を持っています。
今回紹介した特徴を頭の中に入れておくことで、「あの人、もしかするとストーカー気質かもしれない」などと分析し、被害を防げるようになるはずです。
すでに被害を受けている場合、被害の証拠を残した上で警察に相談しましょう。
多くの探偵事務所は初回相談を無料としているため、気になった人は気軽に相談してみてください。