これって浮気なの?浮気の定義と調査について解説します
浮気された!って思ってしまったけど、世間的にはどこからが浮気なんだろう?探偵事務所に依頼するにしても浮気調査で依頼していいのか、素行調査になるのか考えてしまいますよね。
浮気の定義は、された側の感情によるところが大きいのですが、世間的にみてどこからが浮気になるのか、実例を交えて考えていきたいと思います。
また、浮気調査を依頼する場合に事前に自分でもできることも記載しましたので、ご参考にどうぞ。
浮気のラインは信頼関係が壊れるラインのこと
ここから先は浮気!という明確なラインは存在していませんが、人の感情に基づいた考えると、信頼関係が壊れるラインと言い換えることができると思います。
日々の付き合いの中でここを超えたら浮気だなぁという点は暗黙の了解で意識できるのではないでしょうか。
裁判においての浮気の定義は民法で定められており、こちらも解説していきます。
一般的な浮気の認識
みなさんが浮気された、と思ってしまうラインをまとめてみました。浮気されたという気持ちは感情のものさしによるものですが、みなさんの認識は大体似通っています。
年齢、関係性、性別によって感じ方が大きくことなる、という点も見逃せないポイントです。
連絡をとりあっている
お互いLINEなどで連絡を取り合っていると感情的に許せないという方が多いようです。内緒は言わずもがなですが、オープンに連絡をとりあっている場合は、関係性しだいというところでしょうか。
マメに連絡をとりあっていればいつかは恋愛関係に発展することもありますし、要注意であることは間違いなさそうです。
関係を隠そうとする
上記の連絡を取り合っていると関連しますが、内緒の関係だと浮気と考える方が多く見られます。隠し事は気持ちの裏切り行為といえますので、内緒の関係を継続している時点で浮気とみなされてもしょうがないですね。
何事も相手に隠し事がある時点で、関係が悪化している証拠とも言えます。
二人っきりであう
友達と合同でなく二人っきりであう、この行為も浮気を考える方が多くいます。何人かのグループであうならまだ許せるものですが、二人っきりとなると内緒の関係という感じが出てしまいますし、やましいことがなくても裏切り行為とみなされてしまいます。
手を繋ぐ
二人っきりで会って、手をつないだりしたら完全な浮気とみなされます。気持ちが離れている証拠ともいえますので関係修復さえ難しいのではないでしょうか。
浮気は、心が離れている、相手への裏切りが行動で現れます。
民事訴訟での浮気
民事訴訟では夫婦の生活についてある定義がなされおり、慰謝料や離婚の裁判はこの点を中心に争われます。その定義とは「平和な結婚生活を送るために、お互い夫婦としての義務を果たすこと」という内容です。
平和な生活の維持とは、隠し事がなくお互いを思いやるといったところでしょうか。基本的に法律上では、不貞行為が浮気となっています。
不貞行為とは肉体関係を持つこととなっており、これ以外は浮気と認められていません。
少し理不尽な気もしますが、肉体関係の証拠がないと慰謝料の請求や離婚を求めることができないということになります。
したがって裁判を考えている場合、浮気=不貞行為とされている事をしっかり認識しておく必要があります。
浮気は相手に対する裏切りや気持ちの距離が行動で現れる
浮気の認定はあくまでも個人の感情のものさしによるものですが、裏切り行為に相当する行動は日々の生活の中で、なんとなく明らかになっているのではないでしょうか。
これをやったら浮気だなぁと思う行為が、二人にとっての浮気となります。気持ちが浮くと書いて浮気とはよく言ったものです。なお、民法上では不貞行為を浮気をしており、明確な線引がされています。
離婚の要望や慰謝料の請求を考える場合は、確実に証拠を抑える必要があります。
これからの関係のためにどうしても真実が知りたい、関係を清算したい、など相手の行動を調査したい気持ちが現れたら探偵事務所へ相談してみるのも一つの手段です。
浮気調査を思い立ったら
思い立った時点で、すぐに探偵事務所へ相談するのもいいと思いますが、事前に自分で下調べをしておくと費用を抑えられることもあります。
ご自身でもできる下調べの項目を解説していきます。
相手の行動を日記につける
日頃あまり気にしないような細かいことでも、相手の行動を日記として記録してみましょう。思わぬ発見があるかもしれません。主なポイントは以下の通りです。
- 帰宅時間
- 外食の日
- 着ているものの変化
ほかにも気がつく点は色々あると思いますので、その都度記録しておいて相談の時に提出しましょう。
携帯電話の確認
通信の秘密やプライバシーに関わる重大な項目なので、ちょっと気が引けてしまいますが重要な情報源となります。LINEなどのメッセージアプリや通話履歴などは、決定的な証拠となりえます。
倫理感の問題もありますので、無理をせずうまく捜査できない場合など、難しい場合はやめておきましょう。
領収書の確認
衣類のポケットなどにレシートや領収書があれば、項目を確認しておきましょう。
行動範囲から大きく外れている場合は証拠となりえる場合があります。
領収書は色々な情報を読み取ることができ、貴重な情報源となります。
車内の確認
自家用車があれば、車内もしっかりと確認しておきましょう。車内の状況は貴重な情報源となります。
ナビの履歴を確認した時に、違和感を感じる行き先はないでしょうか。また、ダッシュボードの中、座席の位置が動いていないかなど、重要な確認ポイントとなります。
浮気の定義はあなたの心にあります。調査依頼前に下調べも有効です
浮気の定義は人それぞれの心の中にあります。自分の心の中に釈然としない気持ちが芽生えたら浮気といってもいいと思います。
調査を依頼する場合は、事前にご自身で下調べを行うと調査がスムーズに進みます。時間制の料金システムの場合は、質のいい情報を提供すると早めに調査完了となり、結果的に費用が少なく済むこともあります。
日頃の行動を注意深く確認するだけで、色々な事がわかりますので依頼を考えている方はご自身でも調査をされてみてはいかがでしょうか。